別に赤字の不動産を買っても良いんです。
こんばんは。
目代康二です。
ようやく一棟アパートを保有している
法人の決算申告が全て片付きました。
今期は昨年発生した3部屋の空室が響き、
だいぶ苦戦した感じです。
不動産投資では空室発生は
本当に機会損失ですので、
全力で空室を埋めないといけないなと
改めて痛感しました。。
ところで、不動産投資を考える際に、
初心者が陥りがちなのが、
家賃収入から生まれる
「キャッシュフロー」だけを考えて
投資判断をしてしまうことです。
ですが、不動産投資では
売却(=利確)してはじめて
投資が一通り終わりますので、
購入時に「売却」まで
想定しておくことが大切です。
「将来何円で売却して
税引後に何円の売却利益が残るか」
を想定して物件を
購入しないといけないわけです。
つまり、不動産投資の真の利益は
以下のような計算式になるわけです!
家賃収入による累積キャッシュフロー + 物件売却時の手取り利益
この計算式から分かる通り、
例えばキャッシュフローが
ほとんど残らない物件を購入しても、
売却時に相当な利益が見込めるのなら
実は問題ないことが分かります。
一方、毎月のキャッシュフローに
ある程度の余裕がないと
急な修繕や空室が発生した際に
持ち堪えられなくなりますので、
ある程度のキャッシュフローが出る
物件を購入する必要はあります。
その目安が、
返済比率(家賃収入/ローン返済額)を
50%未満までに抑える考え方です。
あとは、キャッシュフロー比率
(キャッシュフロー/物件購入価格)を
1.8%以上にすることですかね。
この条件を守れば安全な物件になるといえます。
ということで、不動産投資を行う際には
キャッシュフローと売却利益、
この2つを包括的に考えて
投資することが大切です!
それでは!