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ワラント債と転換社債の違いは?仕組みやメリットを解説してみた!

あなたは、「ワラント債」というものをご存知でしょうか?

ワラント債は、言わば株と債券の中間に位置する金融商品です。株式投資のような高いリターンを期待できる一方、債券のような安全性も備えているのです!

この記事では、そんなワラント債についてご説明していきます。

(最終更新日:2022年3月31日)

ワラント債の基本

まずは、ワラント債の基本的な仕組みから確認しましょう。

ワラント債とは

ワラント債とは「新株予約権付き社債」と呼ばれ、名前の通り株式に転換できる社債のことをいいます。

ワラント債を持っていると、債券を発行した会社が株式を発行する際に、株式を優先的に買うことができます。

ただ、優先的に株を買う権利があるにすぎませんので、新株の購入する際には、その購入代金を自分で負担する必要があります。

ワラント債の仕組みは、デリバティブ(金融派生商品)のオプション取引に当たり、社債と株式を組み合わせたハイブリッド型債券といえます。

転換社債とは

ワラント債に似た商品として「転換社債」があります。

転換社債は、文字通り株式に転換できる権利のついた社債のことです。

社債を発行した会社が上場したタイミングで転換社債の権利を行使すれば、株を売って大きな利益を得ることができます。

なお、転換社債を行使すると、社債自体が消えて株式に変わります。ワラント債のように株式の購入代金を支払う必要はありません。

発行する目的

ワラント債の発行者で多いのが、株式の公開を目指しているベンチャー企業などがあります。こういった企業は、知名度が低いため株式による資金調達には限度があります。

社債で資金調達しようにも、普通の社債ではなかなか投資家の資金が集まりません。

そんなときに、ワラント債を発行することで、投資の旨味を増やし、投資家の資金が集まりやすいようにしているのです。

ワラント債と転換社債との違い

ワラント債と転換社債は、基本的にほとんど同じです。

唯一の違いが、ワラント債は株式に転換する際に代金を支払う必要がありますが、転換社債にはその必要がないことです。

また、ワラント債は「新株予約権」の部分だけを切り離して売買することもできます。

ワラント債のメリット

ここからは、ワラント債に投資するメリットについて見ていきましょう!

株式の売却益が得られる

ワラント債を持っていると、あらかじめ決められた価格で好きな時に株式を購入することができます。

そこで、ワラント債を発行した会社の株価が上昇した時に新株予約権を行使することで、安い価格で株式を購入し、それを高い値段で売って売却益を得ることができます。

これなら、リスクゼロで投資できますね。

新株予約権を社債と分離して売却する

ワラント債の中には、新株予約権部分を社債部分と切り離して別々に販売できるものがあります。

このタイプのワラント債を分離型ワラント債といいますが、社債部分は売らずに新株予約権部分だけ売却することで、売却益を得ることができます。

権利行使しても社債はそのまま残る

ワラント債のいいところは、新株予約権を行使しても、社債部分はそのまま残るところです。

ですので、新株予約権を行使して株式の売却益を得ることに加え、社債から利息収入も得ることができます。

非常に融通のきくのが、ワラント債の大きなメリットです。

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ワラント債のまとめ

今回は、ワラント債の基本的な内容について解説してきました。

社債と株式の中間の商品であるワラント債に投資すれば、あなたの投資の幅がより広がると思います!

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