賃貸経営でサブリースはやめた方がいい理由
こんばんは。
目代康二です。
またまた少し前のニュースですが、
サブリース会社の賃料未払い問題が
起きているようです。
しかも、宅建業法の違反も
しちゃっているみたいですね。汗
↓↓↓
賃料未納BLAZE、賃貸管理業法違反で業務停止 宅建業法違反で刑事罰の可能性も
サブリースといえば「一括借上」です。
不動産オーナーがサブリース会社と
サブリース契約を締結し、
入居者がいようがいまいが
オーナーに毎月一定額の賃料が
入ってくる仕組みですね。
オーナーとしては
空室リスクから完全解放されるので
非常に嬉しいサービスだといえます。
でも、今回の事件のように、
実はサブリースには
問題点がかなり多いのです。
家賃未納問題やサブリース会社の
破綻もそうですし、
オーナーへ支払われる賃料が
契約更新のタイミングで
大幅に下がってしまうことも
問題になっています。
オーナーが賃下げを拒否すると
サブリース会社が退去してしまうので、
泣く泣く減額を受け入れるしかないと。
サブリース会社の方が
「入居者」なので立場が上ですからね。
これは社会問題にもなっています。
ここからは個人的な考えですが、
「サブリース」は
使うべきではないと思っています。
厳しい言い方ですが、
サブリースを使うぐらいなら、
賃貸経営なんてするなって感じです!
例えば一般企業で言えば、
営業部門を別会社に
外注するようなものです。
そもそも営業は会社のお金を稼ぐ
根源的な業務ですから、
その営業を外注する時点で
営利事業としては
失格だと思うんですよね。
「空室」こそ賃貸経営の醍醐味です。
空室が出たからこそ、
「どうすれば入居者が決まるか?」
「周辺物件と比べて家賃設定は妥当か?」
「内装・設備は競合と比べてどうか?」
といった部分に考えが回るわけです。
そこをサブリース会社に丸投げしていたら、
そもそも空室が発生しないわけですから、
何の気づきも得られません。
サブリースはたしかに便利ですが、
よほど管理戸数が多い場合を除いて、
自分で管理するのがいいと思いますね。
長く賃貸経営を続けるなら、
エンドユーザーの声が聞こえる
経営方法を取り入れるのが定石でしょう。
それでは!