こんばんは。

目代康二です。

本当は昨日配信するはずが、
できておらずすみません。

不動産投資家の間では
割と有名な話なのですが、
保有するマンション・アパートの
エアコンや給湯器の交換をする際、
その費用を浮かせる（無料にする）ために
「LPガス会社」
にお願いする方法を取ることがあります。

「なんでLP会社に頼むと
エアコンや給湯器がタダになるの？？」

って感じですよね。

実は、LP会社としては、
その建物の「ガス供給契約」を
勝ち取るために、
エアコンや給湯器の交換を
「無償」で行うことがあるんです。

言うなれば、「営業活動」の一環ですね。

「LP会社を当社に変えてくれたら
エアコンと給湯器を無償で交換します！」

みたいな感じ。

で、投資家からしたら
タダで設備を新調できて
万々歳となるわけです！

ところで、肝心の
エアコンや給湯器の代金は
誰が負担するのでしょうか？

実は、実質的には「賃借人」に
「転嫁」されるわけですね。

つまり、毎月のLPガス代に
設備費用が「上乗せ」され、
入居者が「負担」することになるわけです。

いやー、この事実を知らない人も
かなり多いと思うんです。

「なんかうちのアパート、
毎月のLPガス代が高いんだけど」

と感じている人がいたら、
それはオーナーが設備交換を
したからかもしれませんよ！？

この話って、知らない人からしたら
かなりびっくりですよね。

不動産業界の闇かもです。笑

ただ、ついにこの悪習が
是正されるみたいです。

つまり、価格転嫁が禁止されると！
賃貸住宅のLPガス料金、給湯器・エアコン費用上乗せ禁止へ　経産省

不動産は外からは
なかなか見えない部分が多いですが、
これを機に多少でもクリアに
なればいいなって感じです。

それでは！