一生懸命に生きる姿勢の大切さ。
こんにちは!
康二です。
今日は池間哲郎氏の講演会に
参加してきました!
池間さんはNPO法人の代表として、
途上国を中心に様々な支援を行っています。
具体的には食料支援、教育支援、井戸の設置、
保護施設の建設などがあります。
池間さんは実際に支援の現場の最前線で活躍されていて、
そこでの体験をお話ししてくれました。
一つ一つの言動に重みがあり、
会場の多くの人が泣いていました。
私も涙と鼻水と戦いながら講演を聞いていました。
やはり、世界を変えるために活動している人の
「熱意、愛情」
が伝わってきて、非常に感激しました。
この講演の中でとくに印象に残ったのが、
「一生懸命に生きる」
という言葉です。
発展途上国の人達は貧困に苦しみながらも、
毎日一生懸命に生きているということです。
それに比べて日本は、豊かさに埋もれて、
みんな何となく生きていますよね。
水や食事、衣服に住むところ、あらゆるものが
全て揃っているんですよ。
だから、みんなそれが当たり前だと思って、
感謝の気持ちが生まれないんです。
感謝の気持ちがないと、
自分の人生を惰性で生きてしまって、
何となく人生を過ごしてしまうんです。
なので、「毎日一生懸命に生きているか」と聞かれて、
正直「はい」とは即答できなかったです。
やっぱり、自分を含めサラリーマンの多くは、
会社というフィルターに守られて、
自分の力で生きていくという自覚が薄れていると思うんです。
正直、何も考えなくても、
会社に与えられた仕事を当たり前にこなすだけで、
ほとんど自動的に生きていけるんですよ。
これってある意味危険なことですよね。
例えるなら、動物園にいる動物のような状態です。
自分で餌を取らなくても、毎日食事がもらえて、
病気になったら医者に治してもらえて、
外敵に襲われる心配もない…。
ただ1日中、ボーッとして過ごしているんです。
でも、この動物を外から見てみると、
「檻」
の中にいるんですよ。
自由と引き換えに檻の中に入ることで、
「安定した生活」を生きているんです。
ただ、安定していることが悪いことではないです。
人によっては、安定した生活を望む人もいるでしょう。
でも大事なのが、自分が檻の中にいることを
「自覚」することなんです。
多くの人が、自分が檻の中にいることに気づかずに、
毎日を過ごしているんです。
なので、毎日何となく息苦しい感覚を覚えたり、
同じような毎日を何回も繰り返している感覚がするんです。
自分が檻の中にいると自覚できれば、
窮屈に感じるなら檻から出ればいいですし、
そのまま安定を求めるなら檻の中に居続ければいいんです。
檻の中にいるか、外に出るか、
この選択を自分で行うことが大切だと思います。
自分で選択すれば、他人に選択させるのではなく
自分の意志で選択したわけですから、
自分の行動に自信が持てます。
「自分はこういう人生を歩みたいんだ」
と選択したわけですから、その選択に恥じないよう、
あとは一生懸命生きればいいんです。
あなたがもしも、毎日を一生懸命に生きていないと感じているなら、
自分が「他人に決められた人生」を歩んでいるか、
「自分の人生」を歩んでいるか考えてみてください。
もしも、他人の人生を歩んでいるなら、
それは息苦しいでしょう。
でも、自分の意志で選択して他人の人生を歩んでいるなら、
それは自分が納得した上で選んでいるわけですから、
全力でその道を歩みましょう。
一方、自分の人生を歩みたいなら、
自分しかできないことを一生懸命に追い求めてください。
一生懸命に生きていれば、どんなに辛いことや失敗したことがあっても、
へこたれないで進み続けることができますよね。
あきらめないで一生懸命歩き続ければ、
いつか自分の叶えたかった人生を実現できます。
「毎日一生懸命に生きる」
この言葉を胸に過ごせたら、人生はもっと充実しますよね。
一度の人生。
一生懸命に生きて、最高の人生にしましょう。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。