自己と他者の受容のバランスが大事
康二です。こんばんは。
突然ですが、あなたの会社では
「営業」の人と「事務」の人って
仲が良いですか??
…多分、あんまり仲が良くないと思います。
「営業」の人は、いわゆる現場の人です。
エンドユーザーであるお客様と直に接する存在です。
会社の誰よりもお客様と接しているので、
お客様のことを誰よりも知っている存在です。
そういった意味で「お客様目線」で物事を考えます。
「内勤」の人は、
主に社内でデスクワークをしている人たちです。
主な仕事は社内処理が中心で、
社内ルールや慣行、上下関係を重視する傾向にあります。
こういった人たちは、「会社目線」で物事を考えようとします。
営業と内勤をこのように分けて考えると、
社内で両者が対立する理由が分かってきます。
営業の人が「お客様目線」で物事を言うと、
内勤の人が「会社目線」で反発します。
営業が「現場では〇〇なんだ」と発言しても、
内勤の人は「社内ルールでは××だ」と言うんです。
…これでは一向に決着がつきませんよね??
だって、どっちも正しいんです。
そんなとき必ず仲裁に入るのが、
営業と内勤を両方経験したことがある人です!
この人は、営業も内勤も正しいと分かっているので、
両者を上手く調整することができるんです!
結局、現場と社内事情の両方に明るい人が、
やはり重要なんですね!
…このように
「お客様目線」も「会社目線」もどちらも大切なんです。
でも、現実問題、
両者をどちらも立てるのは非常に難しいです。
だから、両者の目線で考えることが非常に重要なんです!
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人生においても、
「自分」と「他者」のバランスが大事だと思うんです。
つまり、あまりにも「自分」を出し過ぎると、
自己中心的になって、
他者がどんどん離れていってしまいます。
逆に「他者」を意識しすぎると、
ただ他人の意見に合わせるだけの
人間になってしまいます。
なので、ここでも大切なのが、
「自分を出しつつも他者をしっかり受け入れる」
ことだと思います。
要はバランス感覚です。
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でも、この自分と他者のバランス感覚が
なかなか難しいと思うんです…。
こればっかりは、先ほどの営業の例に戻ると
「どちらも経験するしかない」
と思います。
つまり「経験」がものを言うんですね。
どれだけ多くの時間を、
自分と他者の関わりに当てたかが、
そのままこのバランス感覚につながると思います。
今の時代、
自己中心的すぎて「モンスターペアレント」になったり、
逆に他人中心的すぎて「無気力」になったり、
バランス感覚の欠如が多い時代なんだと思います。
だからこそ、
自分と他者の関係を考え直してみるのも
大事なんだと考えました。
…私もバランス感覚がある、でっかい男になれたらと
つくづく思います(笑)
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。