金や原油に投資するETFとETNの違いとは – メリット・デメリットは?
金や原油に投資できる!ETFとは
ETFは「Exchange Traded Fund」の略で、日本語に直すと「上場投資信託」のことをいいます。証券取引所に上場され、リアルタイムで売買することができる投資信託です。
ETFはTOPIXや日経平均株価だけでなく、原油価格や金価格などの指標と連動するように運用されています。
ETFは株式投資と同様、リアルタイムで指値注文や成行注文ができますので、普通の投資信託と比べて取引がしやすいといえます。
ETNとはどんな金融商品?
ETNは「Exchange Traded Note」の略で、日本語に直すと「上場投資証券」といいます。
ETNはETFと同様、証券取引所に上場され、様々な指標に価格が連動する証券です。
ETFとの一番の違いが、ETNには裏付けとなる資産が必要とされていないことです。
裏付けとなる資産がない代わりに、ETNの価格は発行体である金融機関が保証しています。つまり、ETNは金融機関の信用力をもって価値が保証されているのです。
ETFとETNを取引する際の注意点
ETFとETNの価格は、証券取引所が開いている時間はリアルタイムで価格が変動しています。そのため、常に価格変動リスクにさらされていることになります。
また、ETNに投資する際には、発行体の信用力を調べることも大切です。ETNには裏付けとなる資産がないため、発行体が倒産してしまうと、ETNの価格がつかなくなってしまう恐れがあります。
ETFとETNの特徴を理解し、ぜひ投資を検討してみてください。