サラリーマン投資家が増えている理由と投資の種類やポイントを理解しよう
あなたには「副業」を始めようと考えた経験はありませんか?
ですが、現状まだ多くの会社が副業を禁止しており、副業を始めるのはなかなかリスキーな選択だといえます。
ところが、「投資」となると話は別です。
投資は、多くの企業で「グレーゾーン」扱いになっていると考えられます。
極端な話、定期預金や個人向け国債も「投資」に該当しますが、そんなこと言ったらほぼ全てのサラリーマンが「投資」をしていることになってしまいますよね??
ということで、この記事では投資を始めるサラリーマンが増加している理由と、サラリーマンにオススメの投資について解説していきます!
(最終更新日:2022年3月26日)
サラリーマン投資家とは?投資家が増えている理由
サラリーマン投資家が増えている理由に入る前に、まずは「サラリーマン投資家」とはどんな人たちなのか、説明していきます。
サラリーマン投資家とは
サラリーマン投資家とは、サラリーマンをやりつつも投資家として活動している人たちのことです。
平日の昼間はサラリーマンとして働いて給料をもらい、平日夜や週末の空いた時間を活用して投資を行なっています。
中には投資だけで月100万円以上稼いでしまう人もいて、そう言った人たちはサラリーマンをセミリタイアして専業投資家としてキャリアを歩んでいきます。
サラリーマン投資家が増えている理由
サラリーマン投資家が増えている背景には、海外と比べて投資に対して消極的だった日本で、投資という概念が少しずつ受け入れられつつあるということが挙げられます。
おそらくあなたの周りにも「株式投資」だったり「FX」をやっている人がいると思います。
もはや投資は富裕層などの一部の人だけがやるものではなく、一般の人たちにも広く普及しているのです。
また、年金や老後に対する不安も、サラリーマン投資家が増えている要因として考えられます。
日本では、一つの会社で働き続けることが一般的な考え方として受け入れられてきましたが、海外では複数の仕事を持ったり副業をするのは当たり前ですし、もはや給料だけに依存する生活は非常にリスクが高くなりつつあります。
収入が一つだけしかないと、万が一リストラにあったり病気で働けなくなった場合、収入が途絶えて生活できなくなってしまいます。
そんな時、給料以外に複数の収入源があれば、リスクを回避することができます。
自分の将来の生活を見越して、現役時代から投資を始めるサラリーマンが増えているのです。
手軽に投資を始められるようになった
投資にもいろいろな種類がありますが、株式投資やFXなどはパソコン1台あれば始められる手軽さがあります。
サラリーマンは平日は仕事で忙しくまとまった時間が取れませんが、いまではスマホを使ってどこでも手軽に取引できるようになっています。
また、不動産投資の場合、一度物件を購入してしまえばあとは管理会社が物件の管理をしてくれますので、本業が忙しいサラリーマンでも安定して家賃収入を得ることができます。
今の時代、誰でも手軽に投資を始める環境が整っているのです。
サラリーマン投資家が知っておくべき投資の5つポイント
投資には必ずリスクというものがつきものです。しかし、サラリーマン投資家の場合、サラリーマン特有のリスクが存在します。
時間の制約がある
サラリーマンの最大のリスクは「時間の制約」です。
当然、仕事中に株式市場の動向を確認したりすることはできないでしょう。
もしもそんなことがバレたら、会社をクビになってしまいますね。
投資活動ができるは、会社が終わって家に帰ってからと、土日ぐらいです。
投資活動をする時間が取れないのがサラリーマンの悲しい運命です。
余剰資金の範囲で投資を始める
投資を始める際には、万が一なくなっても生活に困らない「余剰資金」の範囲で始めるのが鉄則です。
投資を始めると、ある一定期間は資金が拘束されますし、場合によっては失敗して資金が全てなくなってしまうこともあります。
生活に困らないためにも、そして資金をなくした時の精神的苦痛を和らげる意味でも、投資額は余剰資金の範囲で行いましょう。
投資対象の勉強をする
投資で大切なのが、株式投資なら株式の、FXなら為替といった投資対象の勉強をすることです。
投資と聞くとギャンブルのイメージがありますが、正しい知識をつけてから投資を始めることで、ローリスクな収入源として変化します。
しっかりと投資の知識を積むようにしましょう。
最低半年は勉強して投資の知識を身につけることが大切です。
マーケット情報にアンテナを張っておく
投資をする以上、自分の投資に関係するマーケット情報に対してアンテナを張っておく必要があります。
投資対象の値動きは、日本の市場だけではなく海外市場の様々な影響を受けます。
様々なマーケット情報について把握しておけば、投資対象の値動きも予測することができます。
短期での売買は避ける
サラリーマン投資家は、市場の動向を常にチェックできませんので、短期の取引ばかり繰り返していると、手数料が高額となって利益が手元に何も残らない恐れがあります。
また、短期的な取引を行うには取引画面を常に見ておく必要があるため、本業が忙しいサラリーマンには不向きと言えます。
サラリーマンで時間がないからこそ、じっくりと構えて投資することが大切です。
個別の投資の種類を理解しよう!
投資の利益の考え方と、個別の投資方法についての理解を深めましょう。
インカムゲインとキャピタルゲインがある
投資の利益は、インカムゲインとキャピタルゲインの2種類に分けられます。
キャピタルゲイン
キャピタルゲインとは、売買益によって得た利益のことをいいます。
株式投資やFXでは、株式や通貨の取引によって差益を狙うことになります。
ただし、株式や通貨の相場を予想するのは難しく、初心者では利益を上げるのが難しいでしょう。
インカムゲイン
インカムゲインは、配当金や分配金、家賃収入などでの利益のことをいいます。
こちらは、いわゆる不労所得や権利収入と呼ばれるもので、自分が働かなくても自動的にお金が入ってきます。
インカムゲインを上手く大きくできれば、サラリーマンをリタイアするのも夢ではありません。
株式投資
投資といったら最初に思い浮かぶのが株式投資ではないでしょうか?
株式投資は、安く株を購入して、それを高値で売ることで利益を得る投資方法です。
最近では一株から取引できる株式も現れましたし、配当金や株主優待を目指して株式を保有する投資家増えてきました。株式投資がより身近なものになったといえます。
とはいえ、株式投資はハイリスク・ハイリターンな投資ですので、銘柄選びや損切りなどをしっかりと見極める必要があり、初心者にはなかなかハードルが高い投資といえます。
不動産投資
不動産投資とは、家賃収入や、物件を転売することで利益を得る投資です。
株式投資と比べ、リスクが低く安定した収入を狙えるため、ミドルリスク・ミドルリターンといわれてます。
最近では、給料に変わる第2の収入源として家賃収入が注目され、多くのサラリーマン投資家がいます。家賃収入が給料を上回れば、サラリーマンを早期リタイアすることも十分可能です。
ですが、場合によっては億単位のお金を投資しますので、しっかりと知識を身につけてから投資を始めるのがいいでしょう。
投資信託
投資信託とは、投資家から資金を集め運用会社が投資家に代わって運用し、その利益を投資家が受け取れるという投資です。
一度投資信託を購入すれば、あとは運用会社が運用してくれますので、非常に手離れがいい投資といえます。
また、投資信託そのものは複数の資産に分散して投資するため、リスク分散にもつながります。
株式型や債券型など様々な種類がありますので、自分の好みに合った銘柄を選定するといいでしょう。
参考:「投資信託で大損して1,000万円の失敗??損しないポイントと失敗する人の特徴」
FX
FXとは外貨を売買することによって為替差益を狙う取引です。
FXの魅力として、手元の資金を担保にその何倍もの取引が可能となるレバレッジが使えることにあります。
レバレッジを使うことで、最大で自己資金の25倍までの取引が可能となります。例えば、自己資金が100万円ある場合、2,500万円までの取引が可能になります。
また、FXの為替市場は世界中で24時間動いていますので、忙しいサラリーマンでもいつでも取引可能です。
サラリーマン投資家についてのまとめ
これからの時代は、サラリーマンの数は減少し、給料もさらに下がることが予想されます。
そんな厳しい時代に突入する中、しっかりと自分のお金を守るだけでなく、お金を運用することが求められる時代になってきています。
あなたもサラリーマン投資家として活動を始め、金銭的に苦労しない人生を勝ち取りましょう!