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貯金方法

夫婦共働きの貯金はいくらあればいい?簡単にお金が貯まる方法とは

近年、共働き夫婦が増え続けていますが、収入が多い分、ついつい別のことにお金を使ってしまいがちです。

共働き夫婦だからといってお金が貯まりやすいのかというと、そうでもないのです。

そこでこの記事では、そんな共働き夫婦の方々におすすめの貯金方法を紹介します。

まずは共働き夫婦がどれくらい貯金ができているかを頭に入れつつ、貯金が成功するまでの5ステップを解説していきます。

貯金を成功させるためには手順が大事です。焦らずに一つ一つ進めていくことが貯金成功の鍵です。

(最終更新日:2022年6月1日)

夫婦共働きの貯金の平均は?

まずはじめに、夫婦共働き世帯の平均的な貯金額を見ていきましょう。どれぐらい貯金があるのが妥当なのか、比較してみましょう。

子どもがいる30代共働き

子どもがいる30代共働き夫婦の平均貯金額は、415万円程度といわれています。

貯金額が想像よりも多かったと感じる人も多いでしょう。ただ、これはあくまでも「平均値」のため、一部の富裕層が平均額を引き上げている可能性があります。実際はもっと少ないと考えられます。

子どもを産み育てていくためにはお金がかかるため、子どもがいない同世代の夫婦と比べて貯金額が低くなる傾向があります。

しかし、共働きの分、貯金がしやすいメリットがありますので、悲観的になる必要はありません。

子どもがいない30代共働き

子どもがいない30代共働き夫婦の平均貯金額は、634万円程度といわれています。

当然のことながら、子どもがいない30代共働き夫婦は、子どもがいる夫婦よりも貯金が多いのが事実です。

しっかりと貯金をしたいのなら、貯金の計画を立て、確実にお金を確保しましょう。子どもがいない共働き夫婦なら、収入のうち2割〜3割程度貯金できるでしょう。

子どもがいない40代共働き

子どもがいない40代共働き夫婦の平均貯金額は、1,233万円程度です。

40代は役職に就き始めるなど徐々に仕事での責任が重くなるとともに、収入も増えます。そのため、ある程度のお金を貯金に回せるようになると考えられます。

40代に入ると老後の資金作りを意識始める夫婦が増えます。子どもがいない分お金に余裕ができるので、無駄遣いをしなければ確実に貯金できるでしょう。

悠々自適とした老後を過ごしたいなら、公的年金だけでなく自分たちで資産をつくる必要があります。一般的に余裕がある老後を過ごすためには、3,000万円程度必要といわれています。退職金だけでなく毎月コツコツと貯金をすることが大切です。

貯金を成功させる5ステップ

ここからは、貯金を成功させるために必要なステップを、5つに分けて解説します。貯金計画をしっかりと立てて、将来に備えましょう!

ステップ1:貯金をする目標を決める

貯金を始めるためには、何のために貯金を始めるのか、目標を明確化することが大切です。

目標は最初は大雑把に決めて構いません。例えば「家を建てたい」とか「子どもの進学費用を貯めたい」など大まかに話し合って決めましょう。

目標が定まったら、目標をいつまでに達成したいか考え、より具体的なビジョンを決めていきましょう。目標が具体的であるほど、いくら貯金をすればいいのか、より具体的なプランを立てやすくなります。

例えば「家を建てたい」という目標があった場合、何歳までに家を建てるか期限を考えます。そして、どこに建てたいのか、家は何階建てにしたいのか、どんなデザインが良いかなど、具体的に話し合っていきましょう。

具体的な目標が決まったら、その目標を達成するために必要な金額を見積もりましょう。そして、その目標金額を達成するため、貯金を始めればいいのです。

ステップ2:現時点での収支を把握する

具体的な目標が決まったら、現時点での家計の収支を確認しましょう。収支を把握することで、どのくらい貯金に回せるのか分かるようになります。

共働きの夫婦の場合は、まずはお互いの銀行口座の状況を確認し合うと後々トラブルになりにくいです。いくつ口座を開いているのか、貯金額はどのくらいあるのか、二人で共有しましょう。

収支を把握する場合は、家計簿をつけるのが基本です。家計簿というと若干面倒に思えるかもしれませんが、今はスマートフォン向けの便利な家計簿アプリが多数登場していますので、こちらを活用してみましょう。

また、アプリを使うのも煩わしいという人は、日々の出費をクレジット決済にまとめてしまう方法もあります。クレジット決済なら履歴が残るので、いつどのくらいお金を使ったのか正確に分かるようになります。

今まで家計簿をつけていなかった場合は、銀行口座残高の推移やクレジットカードの決済履歴を参考に、今までどのくらいお金を使っていたのか推測してみましょう。

ステップ3:支出を減らす方法を考える

収支の確認ができたら、続けて支出を減らす方法を考えてみましょう。

特に保険や通信費などの固定費は、無駄に払いすぎていないか見直すことが大切です。保険や通信費は家族構成や年齢、仕事によって最適なプランが変わりますので、今の内容が自分たちに合っているものなのか、夫婦で話し合ってみましょう。

また、食費に関しては、外食を繰り返しているとあっという間に支出が膨らんでいきます。仕事で忙しい夫婦は仕方ない面もありますが、できる限り外食は控え、自炊するようにしましょう。

時間やお金に余裕があるのなら、ファイナンシャルプランナー(FP)に相談してみるのも良いでしょう。

ファイナンシャルプランナーは、家計の見直しや教育資金、住宅ローンについてアドバイスをしてくれるお金のスペシャリストです。ファイナンシャルプランナーなら、家計の赤字を解消したいといった家計に関する相談を気軽にできます。

ステップ4:毎月の貯金額とペースを決める

家計の収支を把握し、支出を減らす目途が立ったら、毎月の貯金額を決めていきましょう。

まずは目標の貯金額をいつまでに達成したいか決めます。そこから毎月どのくらいの貯金をすればよいのか逆算してみましょう。

計算した結果、余裕があれば月々の貯金額を増やしペースをアップさせます。逆に貯金をすると生活が苦しくなるようであれば、支出を減らす必要があります。支出を減らしても目標にした貯金額に届かないようであれば、目標を変えてみましょう。

毎月の貯金の比率は収入の15%〜20%が目安です。また、子どもがいない共働きの夫婦であれば、もっと比率を上げてもいいでしょう。

ステップ5:貯金方法を選ぶ

毎月の貯金額が決まったら、あとは実際に貯金を始めましょう。

貯金を始めるにあたって、貯金したお金をどこに置いておくのか決めておきましょう。おすすめなのは定期預金口座を開設し、給料日に自動振替をして貯金する方法です。

定期預金は満期まで引き出しができませんが、普通預金よりも利率が高く設定されているため、貯金するなら定期預金がおすすめです。

また、自動積立定期預金を利用すれば、指定した日に指定した金額を自動で振り替えてくれるため、手間をかけることなく貯金を行うことができます。

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まとめ

お金がなかなか貯まらない共働き夫婦は、収入があっても、お金を使いすぎていたり効率よく貯金できていないことがあります。

しかし、夫婦共働きの世帯は、ちょっとした工夫をすれば、あっという間にお金が貯まるようになります。

まずは目標貯金額を設定し、あとは手順を踏んで貯金をするのみです。忙しい共働きの夫婦でも簡単に貯金できますので、ぜひ試してみてください。

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