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「節税商品」はリスクたっぷり!?

こんばんは。

目代康二です。

少し前のニュースですが、
富裕層の間で活用されていた
タワーマンションを使った節税方法が
国税庁によって封じられました。

↓↓↓

「タワマン節税」で最高裁判決!富裕層に必要な長期の「資産運用と節税対策」

これ以外にも、
例えば法人を使った
生命保険による節税方法や、
足場レンタル・ドローンレンタル
といった節税方法が
どんどん使えなくなっています。

まあ、こういった節税を利用するのは
年収1億円以上だったり
資産が数十億円ある
富裕層が中心だと思うので、
僕みたいな小粒には
ほど遠い話なんですけどね。笑

 

世の中には
「節税になる投資」
というものが
かなり存在すると思います。

よく見かけるのが、新築の
区分マンションを使った節税方法。

年収の高いサラリーマンや
お医者さんなどが
毎月の収支が赤字になる
区分マンションを購入し、
所得を減らして所得税を
節税するパターンが多いようですね。

たしかに所得税を
節税することはできますが、
この方法には落とし穴があって、
税金を減らすメリットに対して、
マンションを購入することによる
デメリットの方が明らかに大きいんですよね。

新築マンションを買った瞬間に
評価額が下がるので評価損が発生しますし、
基本的にローン残高よりも時価評価額の方が
低いので売却することができませんし、
仮に30年後に返済が終わっても
マンションはもうボロボロで
どうしようもなくなっているわけです。

もちろん退去が発生したら
リフォーム費用がかかりますし、
内装設備が必ず故障しますので
その都度費用の持ち出しが発生します。

節税というわずかな恩恵を受けるために、
相当なお金が犠牲になるわけです。

…何が言いたいかというと、
「節税商品」と呼ばれるものは
メリットよりもデメリットの方が
大きいことが多いということです。

税金を抑えるために悪戦苦闘するぐらいなら、
本業を頑張って収入を増やした方が
よっぽど生産的だと思うわけです。

 

僕を含め年収が1億円以下の人は、
節税のことを考えるよりも
「稼ぐ」ことに重点を
置いた方がいいと思います。

稼いで稼いで稼ぎまくって、
年収が1億円超えたあたりから

「そろそろ節税でも考えるか」

みたいなのが正しいあり方だと思います。

今日は節税についてでした。

それでは!

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