おすすめの貯金方法はこれだ!収入を増やす発想を持とう!
夫婦共働きとはいえ子どもがいると、お金はいくらあっても足りません。また、老後に備える必要があるため、資産運用の必要性が強く説かれています。
将来必要となるお金も含め、早いうちから計画的に貯金をしておく必要があります。
(最終更新日:2022年5月22日)
貯金を始めるまでの流れ
余剰資金を作り出そう
貯金を始めるために必要なことは、貯金をするための「余剰資金」を生み出すことです。
余剰資金は、基本的に「収入-支出」の式で成り立ちます。
つまり、「収入を増やす」か、「支出を減らす」かのいずれかしか取るべき方法はないことになります。
まずはそのことを理解し、収入を増やす方法と支出を減らす方法の両方から貯金に対してアプローチしていくのがおすすめです。
楽しく貯金できる発想を持とう
ま今まで貯金をする習慣がなかった世帯であれば、楽しく貯金できる工夫をしましょう。
家族で共通の貯金目標を立てるなど具体的な内容にするのが適しています。
人間は目に見えない将来についてより、目の前のことに集中するようにできているので、最初の貯金に向けては、具体的かつ実現可能な数字にすることが重要です。
まずは少額から始めよう
貯金を始める際には、いきなり大金を貯めようとするのではなく、少額から取り組むことが大切です。
ベビーステップを踏むことで、貯金ができるのだという成功体験を積みましょう。
教育資金や老後資金といった大きな貯蓄は、貯金の習慣がついてからでも遅くはありません。
収入を増やす貯金方法
具体的な貯金額を決定したらいよいよ、収入と支出のバランスを検討しましょう。
貯金を捻出するために手っ取り早いのは、「収入」をあげることです。
個人による向き不向きもありますが、共働き世代は、現状の生活を支出で切り詰めると仕事へのモチベーションが下がりやすいので、今は収入を増やす方法も増えてきているため、自分に見合った収入アップの方法を探してみましょう。
アルバイト
サラリーマン世帯でも比較的簡単に始められる方法として、アルバイトが挙げられます。
各業界は人手不足に悩まされているので、土日や平日の夜だけでも働いて欲しいという求人は少なくありません。
コールセンター業務など在宅でできる仕事も増えてきているので、隙間時間に行える仕事も増えてきています。
副業
最近は本業とは別に個人で仕事を請け負う人が増えてきました。
休日を使って講師業をしたり、イラスト作成などの業務を請け負うなど個人起業を行う人も少なくありません。
社会の風潮的に副業解禁の流れですし、副業で本業を上回る収入を稼ぐことも可能ですので、副業を始めることも選択肢の一つとして検討しておきましょう。
転職
昇給が見込めないなど本業で収入増が難しいのなら、転職という選択肢もあります。
転職サイトに登録してみると、スカウトされたりすることもあります。
自分の市場価値を知る機会にもなるので好条件の仕事があれば応募してみるのも収入アップの近道です。
投資
つみたてNISAやiDeCoといった資産運用に関する国の制度も充実してきています。
株式に投資をして、株主優待や配当金をもらうといったことも始めやすい収入アップの方法です。
ただし、投資については損をする可能性もあるので、自己責任で行う必要があります。
投資に対する耐性も人それぞれなので、自分に合うかどうかは検討してみるべきでしょう。
くれぐれも余剰資金で行うようにしてください。
支出を減らす貯金方法
夫婦共働きで子どももいるとなれば、本業だけでなく家事・育児もあります。
収入を増やすために仕事を増やすと家庭生活が回らなくなるので、支出を減らす方が無理なく貯金できる家庭もあります。
支出を削るときに注意しなければいけないのは、必要以上に支出を切り詰めてしまうことです。
食費や水道光熱費などは節約できれば良いですが、必ずしも食費を切り詰めたからといって大きな節約効果を得られるわけではありません。
固定費を見直す
支出を減らすポイントとして、最初に取り組むべきは固定費の見直しです。
家賃などの住居費やスマホなどの通信費といった支出は、大きな支出であるため見直しを行うだけで大きな節約効果を生み出すことができます。
都心から離れたところに住んだり、スマホのプランを見直すなどしてまずは大きく減らせるところから節約をしていきましょう。
保険料
意外と盲点なのが保険料の見直しです。
家族がいるため生命保険などに入っているサラリーマン世帯は少なくないでしょう。
保険料を見直すことで月々数千円の節約ができる可能性があります。
特に生命保険は万が一のための備えとして重要な保険です。
節約方法としては、既存店舗ではなく、ネット保険などに切り替えることで安くなるケースがあります。
更新毎に契約を見直すなどの手間をかけましょう。
あとは、まとめ払いも効果的です。
一括払いではなく、前期前納など選べる保険もあります。
さらに、クレジットカード払いでポイントを貯めるといった方法もあります。
そして、言うまでもないことですが、生命保険は若いうちに入った方がお得です。
病気になると保険に入れなくなることもあるので、生命保険などは健康なうちに入るようにしましょう。
また、保険料は控除の対象になるので支払った分、節税にも使えます。
お金を貯める貯金方法
収入や支出を見直すことができれば、貯金に回すお金も生まれてくることでしょう。
貯金にはさまざまな方法がありますが、貯金の種類によって向き不向きがあります。
目的別にも使い分けると、より無駄遣いが減り効率的にお金を貯められるはずです。
財形貯蓄
まず、あまり貯蓄の習慣がなく、手元にあればそのまま使ってしまうという人は、財形貯蓄など強制的に貯金ができる仕組みを利用しましょう。
財形貯蓄には種類があるので、用途に合わせて貯蓄するのにも向いています。
財形貯蓄は勤務する企業が導入していないと入れませんが、財形貯蓄がなくても、普通の銀行であれば自動積立サービスを利用できます。
これは給与振込などから自動的に一定額を積立貯金できる仕組みで、申請さえすれば銀行口座保有者は誰でも利用することができます。
財形貯蓄同様、資金が強制的に貯金に移行するので、貯金の習慣がない人にもおすすめです。
定期預金
まとまったお金が貯まったら、定期預金を利用しても良いでしょう。
定期預金の良さはなんといっても普通預金よりも利率が良いこと。
すぐに使う必要がない貯金は定期預金に預けておく方がお得です。
また、定期預金にするとすぐに引き出せないから普通預金の方がいいと言う人がいます。
確かに一定期間預ける必要がありますが、多くの銀行では半年経てば自由に解約して現金化することが可能です。
三ヶ月定期といった商品も登場しています。
少し先まで使わないというなら、定期預金に移行するのも一つの手です。
つもり貯金
もっと気楽に貯金をしたい、お小遣いの節約をしたいというなら、つもり貯金はいかがでしょう?
その名の通り、何かをしたつもりで貯金をする方法です。缶コーヒーを飲んだつもりで100円といった少額の節約ができます。
ゲーム感覚でできる上、自分がどんなことにお金を使っているか分かるので、記録をつけておくと自分の浪費グセも分かって一石二鳥です。
まとめ
貯金をしたいと思ったら、とにかくいままでの生活を見直し、収入アップや節約に努めるしかありません。
最初は辛いと感じるかもしれませんが、時間を有効に活用し、自分たちにとって必要なものを見分けることができれば、誰でも貯金はできるようになります。
まずは無理のない範囲でできることを探してみましょう。
最近は副業のバリエーションも増えてきているのでお小遣い稼ぎは簡単にできるようになっていますし、保険料などは無料相談で解決できることも。
できそうなことを見つけたら、とりあえず行動してみることが貯金への何よりの近道です。