クラウドファンディングの4つのメリット・デメリットは?支援者・出資者目線で解説!
クラウドファンディングは、インターネットを活用した資金調達方法のことを言います。
インターネットが普及した今、クラウドファンディングはかなり注目されるようになってきました。
まずはじめに、クラウドファンディングのポイントを簡単にまとめてみます。
- クラウドファンディングはインターネットを活用した資金調達方法
- 購入型、寄付型、融資型の3種類がある
- 投資するなら融資型がおすすめ
実を言うと、クラウドファンディグは「投資先」として非常に魅力的だと言えます。
銀行の預金よりも圧倒的に高いリターンを狙うことができます。
ですが、クラウドファンディングに投資する時に気になるのが、一体どのようなメリットやデメリットがあるかということです。
やはり少なくないお金を投資するわけですから、メリット・デメリットはしっかりと知りたいですよね。
ということで、この記事ではクラウドファンディングのメリット・デメリットについてまとめてみました。
この記事でクラウドファンディングへの理解を深めてくださいね!
(最終更新日:2022年3月1日)
クラウドファンディングのメリットとデメリット
私たち投資家にとって気になるのが、クラウドファンディングに投資するメリットとデメリットだと思います。
こちらでは、クラウドファンディングのメリット・デメリットを、現役投資家である僕が投資家目線で解説します!
- 【メリット1】リターンが大きい
- 【メリット2】社会的意義が大きい
- 【デメリット1】プロジェクトが実行されない可能性
- 【デメリット2】プロジェクトが失敗する可能性
【メリット1】リターンが大きい
クラウドファンディングのメリットとして一番に挙げられのが、そのリターンの高さです。
融資型のクラウドファンディングを「ソーシャルレンディング」と言いますが、ソーシャルレンディングの利回りは定期預金と比べて圧倒的に高いです。
例えば、国内最大手のソーシャルレンディングサイトmaneoの場合、そのリターンは年5%〜で、高いものでは9%台のものも存在します。
しかも、担保を設定した上で融資を行なっているため、元本が保証される可能性が高いと考えられます。
さらにメリットとしては、1万円ほどの少額から投資を始められることです。
眠っているタンス預金を、ソーシャルレンディングに回してみても面白いかもしれません!
参照:maneo
【メリット2】社会的意義が大きい
クラウドファンディングの醍醐味は、寄付型であれば、支援を必要としている人たちの援助ができたり、購入型であれば、誰かの夢の実現をサポートできることです。
単にお金だけを追い求めるのではなく、世のため人のため貢献できるのも、クラウドファンディングの大きなメリットです。
また、銀行の預金と違って、自分の資金の使い道を自分で指定できるのも、クラウドファンディングの大きなメリットだと言えます。
【デメリット1】プロジェクトが実行されない可能性
クラウドファンディングのデメリットが、プロジェクトがそもそも実行されない可能性があることです。
プロジェクトにはそれぞれ募集期間や目標金額が決められており、この条件を満たせなければ、プロジェクトがそもそも実行されません。
クラウドファンディングへの投資を検討しているなら、そのプロジェクトが果たして実現可能かどうかも確認しましょう。
【デメリット2】プロジェクトが失敗する可能性
融資型のクラウドファンディングでは、プロジェクトが失敗に終わっても、お金は戻ってきません。
投資で失敗しないために、融資型のクラウドファンディングに出資する際には細心の注意を払う必要があります。
特に金銭的リターンを求めるソーシャルレンディングは、その案件の詳細や担保の条件まで細かく確認しましょう。
YouTube動画もご覧になってください!
クラウドファンディングのメリット・デメリットについて、YouTubeにて解説しています。
10分程度とコンパクトにまとまっていますので、ぜひご覧ください!
【再確認】クラウドファンディングとはこういうこと!
ここからは、クラウドファンディングの基本を改めて振り返ってみたいと思います。
クラウドファンディングとは
クラウドファンディングとは、インターネットを通じて資金調達することをいいます。
クラウドファンディングでは、アイディアを持っている起案者と呼ばれる人が、インターネット上のポータルサイトを通じて資金提供を呼びかけ、集まった資金でそのアイディアをプロジェクトとして実行に移します。
実行したプロジェクトがうまくいくと、資金を出した人は金銭や商品サービスなどの対価を受け取ることができます。
誰でもお金を集められる
クラウドファンディングを利用することで、誰もが起案者となって、自らお金を集め、自分のアイディアを実現に移すことができます。
クラウドファンディングが普及する前までは、何かアイディアがあっても、それを実現させるためには銀行から融資を受けたり自ら出資者を募るしか方法はありませんでした。
つまり、資金調達のハードルが非常に高かったのです。
しかし、クラウドファンディングならポータルサイトの審査を通過しさえすれば誰でもプロジェクトを立ち上げることができます。
やる気さえあれば、全ての人がアイディアを実現させることができるのです。
クラウドファンディングは、インターネットが普及したからこそ可能になった、新しい資金調達方法なのです。
リスクが少ない
何かアイディアを実現する時に障害となるのが「リスク」です。
特に金融機関から融資を受けている場合には、返済の負担が重くのしかかることでしょう。
しかし、クラウドファンディングは「成功報酬型」であるため、プロジェクトをポータルサイトに掲載しただけでは費用がかかりません。
資金が無事に集まり、プロジェクトが始動する時に初めて成功報酬として手数料が差し引かれます。
仮にプロジェクトが失敗しても、その資金の返済義務はありませんから、借金を背負う危険もありません。
クラウドファンディングによって、起案者は自身のアイディア実現に全力を注げるのです。
参照:A-port
クラウドファンディングの種類
クラウドファンディングには購入型、寄付型、融資型といった種類があります。
ここからは、クラウドファンディングの具体的な種類を解説します。
- 購入型クラウドファンディング
- 寄付型クラウドファンディング
- 融資型クラウドファンディング
購入型クラウドファンディング
購入型のクラウドファンディングは、プロジェクトの出資者に対する見返り(リターン)が「モノやサービス」となります。
例えば、とある製品の開発を目的としたクラウドファンディングの場合には、見返りとして、その製品が手に入ることが多いです。
ただし、購入型のプロジェクトは、これからアイディアを実行に移すものが多いため、実現するまでに時間がかかる傾向があります。
そのため、プロジェクトが途中で頓挫する可能性もありますので、注意が必要です。
参照:CAMPFIRE
寄付型クラウドファンディング
寄付型は、その名の通り出資者に対するリターンのないクラウドファンディングです。
ご想像の通り、寄付型で多いのが、慈善事業や災害支援などの社会的意義のあるプロジェクトです。
寄付型が増えれば、より多くの人が幸せに暮らせる社会が実現できますね。
寄付型では基本的にリターンはありませんが、支援を受けた人から感謝の手紙などが届くことが多いです。
融資型クラウドファンディング
融資型は、出資者に対するリターンがお金で支払われるものです。
特にその仕組みに「融資」が組み込まれているものを、ソーシャルレンディングと呼びます。
出資者へのリターンは、金銭になります。
リターンは5%程度と高くなることが多いです。
ソーシャルレンディングは、資金の借り手に担保を要求しますので、元本が保証される可能性は高いといえます。
ちなみに、ソーシャルレンディング最大手のmaneoでのリターンは、年利5%〜となっています。
投資家としてはかなり嬉しいところです。
ちなみに、ソーシャルレンディングでは「maneo」と「CAMPFIRE Owners」「イークラウド」がおすすめです!
以下にリンクを記載しますので、ぜひ登録してください!!
参照:maneo
クラウドファンディングのまとめ
今回はクラウドファンディングについて解説してきました。
クラウドファンディングは、インターネットが普及したからこそ可能になった、新しい資金調達方法です。
そして、投資家サイドとしては、ソーシャルレンディングのリターンの高さはかなり魅力的です。
クラウドファンディングに興味を持った方は、ぜひ投資を検討してみてくださいね!