お金の節約術を一挙公開!自然とお金が貯まる王道とは?
「生活するので精一杯で、なかなかお金が貯まらない」そんな悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか?
お金の節約はダイエットと同じです。無理なく継続することで、リバウンドを抑えてお金を貯めることができます。
この記事では、お金が自然と貯まる節約術を紹介しますので、是非あなたも試してみてください。
まずは現状の支出の洗い出しから
節約を始める前に、まずは現状の支出を把握することが大切です。
そのためにも、まずは家計簿をつけ始めてみましょう。
「固定費」と「それ以外」の費用に分けて、1カ月間で自分が何にどれだけ使っているかを分類するのです。
固定費・・・家賃、光熱費、通信費等
それ以外の費用・・・食費、交際費、交通費、医療費、日用品等
支出を分類する際には、できるだけ細かく分類することが大切です。
細かく分類することで何を減らすことができるかを検討しやすくなります。
不要な支出を見直す
ご自身の支出の内訳が分かったら、続けて何のお金を削減するかを考えていきましょう。
ここで絶対にやってはいけないことは、あなたが一番楽しみにしていることに使っている支出を減らすことです。
「節約はダイエットと同じ」と冒頭に申し上げましたが、無理な節約はダイエットと同じく絶対に長続きしません(リバウンドしてしまいます)。
節約は豊かな生活を送るための「手段」であり、「目的」ではありません。あくまで「無駄な支出を減らす」という気持ちで続けることが大切です。
それでは、具体的にどの支出を減らせばいいのでしょうか?
支出額を大きく減らせるのが家賃をはじめとした固定費です。
家賃に代表される固定費を減らすことで確実に支出を減らすことができますので、まずは固定費の無駄を徹底的に洗い出しましょう。
一般的に家賃は収入の3分の1までと言われていますので、毎月の収入に対する家賃の割合が高いと、節約できる部分は自ずと限られてしまいます。
引っ越し費用はかかってしまいますが、長い目で見れば大きく節約に繋がりますので、まずは家賃が適正かどうかを見極めましょう。
また、せっかく固定費を減らしても、そのお金を交際費に回して使ってしまう人が多いので、削減したお金は別口で管理しましょう。
貯まったお金を運用する
節約が成功してお金が増えてきたら、続けてそのお金を定期預金や株式、投資信託等で運用しましょう。
せっかく貯めた貯金も、普通預金や現金で置いておくとついつい使いたくなる衝動に駆られてしまいます。
お金を使いにくくするという意味で、預け入れる期間の決まっている定期預金や、解約するまでに時間がかかる株式や投資信託を購入することをオススメします。
上手に資産運用することで、貯金したお金をさらに増やすことも可能です。それぞれの特徴をご説明しますので、自分に合った方法で資産運用にチャレンジしてみましょう。
定期預金
定期預金は、元本が保証されているため、安全性が高いです。ただし、現在の超低金利の下では、資産を大きく増やすことは難しいでしょう。
定期預金を利用するなら、金利の高いネット銀行や、キャンペーンで金利の上乗せをしている銀行を利用するといいでしょう。
ついついお金を使ってしまうという人は、積み立て型の預金がおすすめです。
毎月一定額が普通預金から自動で引き落としされますので、積み立てたお金は無理なく貯めることが可能です。
また、残高に応じてポイントや商品券がもらえる銀行もありますので、自分に合った銀行を探してみましょう。
株式
株式は元本保証がなく、企業の業績によって大きく株価が上昇したり、不正や不祥事が発覚した場合は大きく下落したりするため、リスクが高いです。
一定以上の株式を購入することで株主優待を受けられる企業もありますので、自分がよく使う飲食店等の株式を注目してみるのもいいでしょう。
投資信託
投資信託も株式と同じく元本保証がありません。
投資信託とは、株や債券や不動産に、運用のプロが購入する対象や購入するタイミングを決めて運用する商品です。あなたの代わりにプロが運用してくれますので、投資が全く分からない人でも、投資信託を始めてみるのはありでしょう。
証券会社によっては100円から購入できる投資信託もあり、気軽に始められる金融商品として人気があります。
コツコツ毎月一定額を積み立てていきたいという人は、運用益が非課税になる「つみたてNISA」という制度がオススメです。つみたてNISAを使って投資することで、最長20年間運用益が非課税になるメリットがあります。
iDeCo(確定拠出年金)
iDeCoって何?そんな方も多いかもしれませんが、iDeCoは国が普及を進めている確定拠出年金制度で、いわゆる老後の資産形成のための「自分年金」です。
国は制度をすすめるために全額所得控除や運用益の非課税などの税制面でのメリットを用意していますので、将来の資産形成に非常に有効な制度です。特に全額が所得控除の対象になるのはメリットが大きく、例えば毎月2万円を積み立てた場合、年間24万円が所得控除できます。
税制面でのメリットは非常に大きい制度ですので利用を検討してみるのもよいでしょう。
ただし、iDeCoは老後の資産形成を目的とした制度ですので、原則60歳までは解約することができません。将来のマイホーム資金や生活に使う可能性がある資金で積み立てをしてしまうと解約ができず困ってしまいますので、余剰資金で積み立てをしましょう。
節約を継続する
せっかく始めた節約も、途中でやめてしまっては意味がありません。節約はダイエットと同じ。無理なく、長く継続することが大切です。
貯金を長く継続するコツは、支出を減らすことと、節約したお金を貯めておく「仕組み」を作ることです。
具体的には、
① 継続的に支出を減らすことができる節約をする(家賃等の固定費を削減することや毎日一箱買っていたタバコを止める等)
② 減らした支出を使わないように、積み立ての仕組みを利用する(積み立て定期やつみたてNISA等)
以上のような仕組みを作ることで、無理なくお金を貯めていくことができます。
まとめ
節約にゴールはありません。小さく始めて続けていけば、大きな節約に繋がります。
あなたも自分の将来のため、節約をはじめてみてはいかがでしょうか。