区分マンションの赤字節税スキームがやばい
こんばんは。
目代康二です。
税金といえば、
区分マンションを購入して赤字にする
「節税」テクニックが有名ですよね。
つまり、年収が4桁に乗るような人たちが
あえて毎年赤字になるマンションを購入して、
所得税の還付を受けるテクニックです。
僕がこの話を聞いて思ったのが、
「いやいやどう考えて愚策でしょ」
ということです。
だって、マンションを買った時点で
すでに相当な「リスク」を
背負っているわけじゃないですか。
・家賃下落リスク
・地震リスク
・火災リスク
さらにはマンションを買った本人が
働けなくなって
本業を失う可能性もあるわけです。
そうなったら、
赤字分をどうやって補填するんだって
話になりますよね。
何が言いたいかというと、
リスクを取っている時点で
「プラスのリターン=利益」
がないといけないわけです。
「リスクを取っているのに
利益がないってどういうこと?」
って感じです。笑
赤字のリターンを取っている時点で
投資というよりかは
ただの「浪費」ですよね。
そして、一番忘れちゃいけないのが
「税制」は変わるということです。
つまり、今まで節税手段として有効だった方法が
税制改正によって
封じられることもあるわけです。
例えば、法人の役員保険の節税スキームが
ほぼ封じられてしまいました。
一時期めちゃくちゃ
もてはやされていたのに。。
せっかく高額なマンションを購入したのに、
税制が変わってしまって
なんの意味もなかったじゃ
済まされないわけです。
・どうやって毎月赤字の
マンションを維持し続けるのか?
・売却の際、残債の方が多いため
数千万円の持ち出しに耐えられるか?
こういったところをしっかりと考慮した上で
行うのが「投資」だと思うんですよね。
ということで、税金関係は
一筋縄じゃいかないので
しっかりと勉強して取り掛かりましょう!
それでは!