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会計上と実際のお金の流れは異なる

こんばんは!

目代康二です。

不動産投資では、
会計上のお金の流れと
実際のお金の流れが乖離します。

説明するとものすご〜く
長い時間がかかるので(笑)、
簡単に説明しますね。

不動産投資では、
銀行から融資を受けている場合の
毎月の返済金利部分、
そして減価償却費を経費に計上します。

下のような感じですね。

↓↓↓

<本来のお金の流れ>
ローン返済額:元本返済+金利部分の返済
減価償却費:存在しない

<会計上のお金の流れ>
ローン返済額:金利部分の返済
減価償却費:経費計上する

ローン返済額のうち、
元本部分は費用ではないので経費計上できず、
金利の返済部分だけが経費計上できます。

一方、減価償却費は
物件の劣化具合を経費計上する費用です。

もうこれは決まりごとなので
覚えてしまうしかないです。

ざっくりいうと、
この2つの費用のせいで
現実のお金の流れと
会計上のお金の流れに
「差異」が出てしまうんですね。

つまりがこんなことが起きうるのです。

↓↓↓

・会計上のお金の流れ
黒字である

・本来のお金の流れ
(税金を支払った分)赤字である

黒字の決算書を見て

「やったー黒字だ〜!」

と思っても、実際に
手元キャッシュの増減を調べてみたら
お金が減っていたという現象が起きるのです。

要するに、貸借対照表や
損益計算書だけを見ていても意味はなく、
キャッシュ・フロー計算書なども駆使して
賃貸経営を判断する必要があるということです。

不動産投資を始める前は、

「税金のことは
物件を買ってから考えよう」

と考えている人が多いと思います。

ですが、それは今回ご説明したように
マジで危険なことなので気をつけましょう。

それでは!

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