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公社債投資信託とは?利回りと投資をおすすめしない理由を簡単にわかりやすく解説

あなたは公社債投資信託をご存知でしょうか?

公社債投資信託は投資信託の一種ですが、リスクが低く安定したリターンを期待できます。

しかし、最近は日銀のマイナス金利の影響もあって、多くの公社債投資信託が運用を停止しているのが現状です。

そのため、いま現在、公社債投資信託に投資するメリットはほとんどないといえます。

この記事では、なぜ公社債投資信託がおすすめできないか、その理由だけではなく、メリット・デメリット、さらには利回りも解説します。

(最終更新日:2022年3月23日)

そもそも公社債投資信託とは?

まずはじめに公社債投資信託の基本から解説します。

債券に投資する投資信託

公社債投資信託とは、ズバリ「公社債」にのみ投資する投資信託のことをいいます。

公社債とは、国や政府機関が発行する公債と企業が発行する社債とを合わせたものです。

もっと簡単にいうと、株式に一切投資しないで、債券だけに投資する投資信託のことをいいます。

仮に1株でも株式に投資していたら、その投資信託は公社債投資信託ではなく株式投資信託になります。

ローリスク・ローリターンな投資

公社債投資信託が投資するのは債券のみです。

債券は元本や利子が保証されているローリスク・ローリターンの商品のため、それに投資する公社債投資信託もまたローリスク・ローリターンな商品となります。

とにかく安全性を重視したい人は、公社債投資信託への投資がおすすめです。

公社債投資信託の種類

公社債投資信託は、運用対象となる債券によっておよそ3種類に分類できます。

MRF(マネー・リザーブ・ファンド)

MRF(マネー・リザーブ・ファンド)とは、証券会社の「普通預金」のような商品です。

購入は1円単位で、購入後いつでも手数料なしで換金できます。

毎日運用成績に応じた分配金がもらえ、月末にまとめて再投資に回されます。

MRFの投資先は、換金のしやすさと安全性を確保するため、高格付けの公社債やCD(譲渡性預金)、CP(コマーシャルペーパー)などがあります。

参考:「譲渡性預金(CD)とは?メリットや定期預金との違いを解説!」

MMF(マネー・マネージメント・ファンド)

MMFは、MRFよりもリスク・リターン共に高い投資信託です。

主な投資対象は公社債やCP(コマーシャルペーパー)とMRFとほぼ同じですが、多少リスクを取った運用が行われます。

MRFとの一番の違いは、30日未満で解約すると信託財産留保額が差し引かれることです。

30日以上経てば、無条件に引き出すことができます。

中期国債ファンド

中期国債ファンドは、中期利付国債(運用期間2、5年)を中心に運用を行う公社債投資信託です。

MRFやMMFと比べ、リスク・リターン共に高くなります。

MMFと同様、30日未満で解約する場合には信託財産留保額が差し引かれることになります。

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公社債投資信託のメリット・デメリット

公社債投資信託にはどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか?

メリット:リスクが低い

公社債投資信託の投資先は債券のみのため、リスクが低く安定しているメリットがあります。

そもそも公社債投資信託は証券会社の証券口座として利用されていますので、原則として元本割れを起こさないような堅実な運用が行われています。

しかし、そうはいっても公社債投資信託は「投資信託」ですので、元本割れのリスクがゼロではないことはしっかりと頭の片隅に入れておきましょう。

デメリット:リターンが低い

ローリスク・ローリターンという言葉がある通り、公社債投資信託はリスクが低い分、リターンも低くなります。

後ほど説明しますが、ゼロ金利下の今ではリターンはほぼ期待できませんので、定期預金に投資した方がよっぽど効果的です。

公社債投資信託の利回りと現状

公社債投資信託に投資する上で一番気になるのが「利回り」です。

果たして、公社債投資信託の利回りはどれぐらいになるのでしょうか?

利回りは実質0%

残念ながら、公社債投資信託の利回りはほとんどが0%となっています。

例えば下の図は野村証券のMRFの利回りですが、0%です(2019年2月現在)。

また、詳しくは後述しますが、MRF以外のMMFや中期国債ファンドなどは現状募集を停止していますので、公社債投資信託の利回りは実質的に0%です。

つまり、公社債投資信託に投資するメリットは全く無いということになります。

参照:野村證券

繰上償還や新規募集の停止もある

MMFや中期国債ファンドなどの公社債投資信託は、日銀が実施しているマイナス金利の影響で、新規募集が停止されていたり、途中で運用が終了して繰上償還されたりしています。

公社債投資信託には逆風が吹いていますので、投資は控えた方が賢明だと言えます。

購入する際は要検討

せっかく公社債投資信託を購入しても、利回りがマイナス(あなたが費用を負担する)になったり、途中で繰上償還されてしまっては何の意味もありません。

公社債投資信託に投資するのは控えて、別の投資を検討しましょう。

公社債投資信託のまとめ

以上、公社債投資信託について解説してきました。

以前まで一時的にお金を預けておく投資先として公社債投資信託は有効でしたが、マイナス金利の影響で今ではそれは難しくなっています。

今の時期は、公社債投資信託への投資を控えるのが無難です。

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